川口元郷 内科 循環器内科 川口領家循環器内科クリニック

川口領家循環器内科クリニック

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心不全とは?
心不全というのは病気の名前というより、心臓の状態を表す言葉になります。心臓は以前もお話ししたように、体全身に血液を送る、心筋という筋肉で造られたポンプです。ポンプには血液を送る力が必要です。心臓のポンプ機能は1分間あたり3~5リットルの血液を体全体に送る力があり、また一回心臓が収縮すると牛乳瓶半分ほどの血液が送り出されます。かなりパワフルなポンプであることがお分かりいただけるかと思います。この心臓が、1分間あたり50〜100回動き、1日にすると10万回も動いて体を維持しています。生まれてから死ぬまで一度も休まずに動き続けるのです。僕自身が心臓に魅了されるのはこの点かも知れません。
その心臓としてのポンプ機能が落ちる状態が心不全です。心不全になると体に送る血液量が落ち込みます。
心不全の原因は多岐に渡ります。心臓病では心筋梗塞や心臓弁膜症、重症不整脈、重症高血圧、心筋症などの筋肉の病気などで生じます。また、甲状腺疾患や腎臓病、膠原病などの内科疾患でも生じることがあります。
症状としては、最近TVのCMでもやっていましたが、動いた時の息切れ感やむくみが主となります。動悸や冷や汗、胸の違和感などが生じることもあります。ひどくなると咳・痰などの呼吸器症状も生じます。心不全は胸部X線などの検査を行うことで比較的容易に診断をつけることができるので、息切れ感など生じるなら医療機関の受診が重要です。
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オリンピック肺炎。

立冬も過ぎていよいよ冬本番です。
今年はリオ・オリンピックが開催され日本選手の活躍もあり盛り上がりました。
そんなオリンピックの年に流行るといわれる肺炎があります。
別名、オリンピック肺炎とも呼ばれるマイコプラズマ肺炎です。

マイコプラズマという細菌が原因で子供に多く、発熱や乾いたせきで発症して解熱後もせきが長引くのが特徴です。
せきは長いと数週間にわたって持続します。くしゃみやせきのしぶきを介して感染します。
今年になっての発生はすでに昨年を上回ったと報告されています。

抗生物質による耐性菌の発生も流行の一因ともされています。
未だ流行の兆しがみられ、マスクの着用やこまめな手洗いやうがいが予防には有効です。

2016.11.11
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