川口元郷 内科 循環器内科 川口領家循環器内科クリニック

川口領家循環器内科クリニック

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心不全とは?
心不全というのは病気の名前というより、心臓の状態を表す言葉になります。心臓は以前もお話ししたように、体全身に血液を送る、心筋という筋肉で造られたポンプです。ポンプには血液を送る力が必要です。心臓のポンプ機能は1分間あたり3~5リットルの血液を体全体に送る力があり、また一回心臓が収縮すると牛乳瓶半分ほどの血液が送り出されます。かなりパワフルなポンプであることがお分かりいただけるかと思います。この心臓が、1分間あたり50〜100回動き、1日にすると10万回も動いて体を維持しています。生まれてから死ぬまで一度も休まずに動き続けるのです。僕自身が心臓に魅了されるのはこの点かも知れません。
その心臓としてのポンプ機能が落ちる状態が心不全です。心不全になると体に送る血液量が落ち込みます。
心不全の原因は多岐に渡ります。心臓病では心筋梗塞や心臓弁膜症、重症不整脈、重症高血圧、心筋症などの筋肉の病気などで生じます。また、甲状腺疾患や腎臓病、膠原病などの内科疾患でも生じることがあります。
症状としては、最近TVのCMでもやっていましたが、動いた時の息切れ感やむくみが主となります。動悸や冷や汗、胸の違和感などが生じることもあります。ひどくなると咳・痰などの呼吸器症状も生じます。心不全は胸部X線などの検査を行うことで比較的容易に診断をつけることができるので、息切れ感など生じるなら医療機関の受診が重要です。
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不整脈のはなし

心臓は血液を循環させるポンプの役目を果たしています。1分間に50~100回収縮して身体中に血液を循環させます。この拍動が血管に伝わり脈拍を形成します。脈拍が1分間に100回を超えると“頻脈”、また50回未満になると“徐脈”といいますが、どちらの状態も不整脈の可能性が示唆されます。

“頻脈”の場合はドキドキ感(動悸)として自覚することが多く、心房細動や上室性頻拍などが考えられ、“徐脈”では立ちくらみやめまいを感じる場合があり、房室ブロックや洞不全症候群などが考えられます。

ドキドキ感や立ちくらみ、めまいを感じたら、まずは心電図検査を行い、心電図だけでは捉えきれない不整脈の場合は、24時間心電図(ホルター心電図)検査に進むこととなります。

不整脈は重大な心臓の病気が隠れている場合もあるので自覚症状があるならまずは受診をお勧めします。検査は”転ばぬ先の杖”と考えております。

2017.01.26
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