川口元郷 内科 循環器内科 川口領家循環器内科クリニック

川口領家循環器内科クリニック

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皮膚の乾燥
気温が低下して冬に向かう頃から、湿度も下がり皮膚が乾燥して痒みを生じる方も多いかと思います。乾燥すると痒みが生じるのは何故なのでしょうか?
皮膚は、外からの刺激や細菌の侵入を防ぐ役割を備えています。皮膚の表面には汗や脂質などの保湿成分が絶えず分泌されています。皮脂膜、天然保湿因子、細胞間脂質は皮膚バリアの3因子とも言われます。皮膚の乾燥は、皮膚の最も外側にある角質に含まれる保湿成分が減少することで生じます。減少の原因としては外気温の低下や湿度低下、加齢性変化、ボディソープなどによる洗いすぎなどがあります。
角質のバリア機能が低下すると、角質は硬くなり細かな亀裂などが生じるようになります。このような状態になるとバリア機能は有効に働かないため洗剤の刺激や細菌の侵入なども受けやすくなり、湿疹など皮膚の炎症を惹起して痒みを生じるようになります。これが皮脂欠乏症の状態です。
角質のバリア機能を保って、皮膚を乾燥から守ることが予防として重要です。まずは、保湿することでバリア機能を補うことです。毎日行うことが重要で、保湿薬は薬局などでも扱っています。市販のものではセラミドを含有しているものが人気です。皮膚を清潔に保つことも重要ですが、入浴時にボヂィソープでゴシゴシと強くこすることは知らず知らずのうちに皮膚を壊している行為です。よく泡だてた泡を転がすように洗うのが良いでしょう。暖房なども皮膚の乾燥を悪化させます。加湿器を併用することをお勧めします。
特に高齢者では、皮膚の乾燥が顕著になりますので上記のような方法で、スキンケアに心がけ痒みを避けたいものです。
以前のひとことはこちら
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認知症について

認知症に関して、前回の続きをお話ししましょう。まずは認知症の原因から。原因は主に2つあります。1つは異常なタンパク質が脳神経細胞内に沈着することによる神経細胞の脱落により脳が萎縮するタイプで変性性認知症といわれます。アルツハイマー型認知症やレビー小体認知症、前頭側頭型認知症に分類できます。もう1つは脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害の後で発症する血管性認知症があります。
認知症の症状は、ほとんどの方に生じる中核症状と、環境等で出現したりしなかったりする周辺症状があります。中核症状の中には、同じ話しや質問を繰り返す、数分前の出来事を思い出せない、親しい家族の名前を忘れる、着替えや入浴を嫌がる、一人で着替えができないなどといった症状があります。周辺症状は様々ですが、幻覚を見たり、徘徊したり、物を盗られる妄想をいだいたり、イライラすることが多くなったりします。
認知症はいずれのタイプも進行性で、発症すると完治は難しいとされています。発症を予防できるなら努めたいものです。予防に対しては糖尿病や高血圧、動脈硬化の管理を十分行う事と、適度な運動、食事管理、体重管理、ストレスを溜めない、良質な睡眠、禁煙、歯周病管理などが重要とされています。

2017.10.19
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