いよいよ2017年も残す日がわずかとなりました。
今年も様々な患者さんが来院され、診療させていただきました。診療に満足された方もそうでない方もいらっしゃったと思います。そして、私自身も診療を通して勉強し成長させていただきました。医療は患者さんがいなければ始まりません。ひとりひとりの患者さんの訴えに対して真摯に向き合うのが医療の基本です。
心臓疾患で世界的にも有名な川崎病の発見者は小児科医の川崎富作先生です。日常診療の中でちょっとした異常や変化を感じとり、血管壁の炎症が主体である病態、川崎病を発見しました。学会発表や論文にすることで世界に認知され、新しい疾患として認められました。世界中で日本人の名を冠した疾患は幾つかありますが、川崎病もその一つです。
私も川崎先生のように、こまめな診療を心掛けたいと思っております。
今年も一年間、有難うございました。
皆様、どうぞ良いお歳をお迎え下さい。