川口元郷 内科 循環器内科 川口領家循環器内科クリニック

川口領家循環器内科クリニック

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院長のひとこと
息がしづらい‼︎その症状、気胸かも?
気胸と言う病気をご存知でしょうか。主に肺先端部の胸膜にできた小さな風船(ブラという)が破けて、肺の空気が抜け肺がしぼんでしまう病気です。長身で若い男性に起こり易い傾向がありますが、女性でも月経に伴った月経随伴性気胸などもあります。肺は、呼吸によって外界の酸素を取り入れ、逆に体内で消費した二酸化炭素を排出するという、ガス交換を行っている臓器です。肺内にはブドウの房のような肺胞がたくさん集まり、血管と接してガス交換を行います。そして空気の貯まった袋となっています。その肺表面の胸膜という部分が薄くなる病態がブラです。ブラには絶えず空気による圧力がかかり、やがてお餅が火の上で膨れた時のように膨らみ、強い力がかかると破裂します。破裂すると肺内の空気は外(胸腔)に逃げ出し肺はしぼんでしまします。 気胸はひどくなると呼吸がしずらくなったり、息が吸い込めないといった症状を起こします。稀ですが両側の肺に気胸が起きると命の危険もあります。また肺尖部の血管が切れると血胸を合併することもあります。 診察で気胸を疑ったら、まずは胸部X線画像で肺の状態を確認します。気胸には程度があり、軽いものだと肺の虚脱も軽度で聴診などではわからない場合もあります。高度の気胸であれば、入院して胸腔にチューブを挿入しての脱気を行う処置(胸腔ドレナージ)が必要となります。脱気で改善なければ胸腔鏡による手術療法となります。脱気で改善しても再発する可能性があり、その時は手術療法となります。手術を行えば再発はまずありません。
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頚部の重要臓器甲状腺

すでに6月となりましたが、5月病という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
大学生などが、難関受験ののち入学してGWの連休後に急にやる気をなくして休みがちになるというもの。
それと同様、気力がなくなったり、食欲が落ちたり、動悸や疲れが取れないことが持続する場合は甲状腺の病気が原因かも知れません。

甲状腺は頚部にある体の機能を司るホルモンを分泌する重要臓器です。
喉仏の下で気管上に左右にまたがり、横が2~3cm、縦が4~5cmほどで蝶々が羽根を広げたような形をしています。
その甲状腺が大きくなったり、コブができたり、痛みが出たりすると病気の可能性があります。

甲状腺の病気にはホルモン値が高値になる機能亢進症(主にバセドウ病など)や逆にホルモン値が低くなる機能低下症(主に橋本病など)があります。
またコブやしこりができるものに、甲状腺腺腫および悪性腫瘍であるがんがあります。

症状は機能亢進症の場合は動悸や疲れやすさ、手・足の震え、体重減少などを生じ、機能低下症では気力がなくなったり、疲れやすさ、体重増加、寒さに弱くなったり、脈が遅くなったりします。
甲状腺腫やがんでは症状がないことが多く、コブやしこりを触れることで自覚します。
風邪症状に加え甲状腺に痛みがあれば亜急性甲状腺炎も考えられます。

甲状腺の触診や血液検査、甲状腺エコーなど行い診断します。
検査で甲状腺疾患が診断できれば治療に進みますが、がんなどでなければ薬物療法が主体となります。

2019.06.17
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