川口元郷 内科 循環器内科 川口領家循環器内科クリニック

川口領家循環器内科クリニック

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〒332-0004 埼玉県川口市領家1-24-4 ロードビルディング2F

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院長のひとこと
AIと医学と未来
巷ではAI(ArtificialIntelligence)が話題となっています。AIとは人工知能のことで、人間の脳が行っているような知的作業をコンピュータ上で行うシステムやコンピュータプログラムを指すものです。つまり知識(データ)を蓄積して自己学習し新たな事象に対して自己判断していきます。車の自動運転などに応用され、去年から今年にかけての年末年始には、都内のJR山手線でもAIを使った自動列車運転の実験がされたことも報じられました。医学の世界でもAIが用いられ始めています。AIは膨大なデータを処理して異常を検知することが得意なため、レントゲン写真で肺がんなど異常陰影の検出や、胃カメラなど内視鏡でのがん検出率向上に期待が持たれています。人間で生じる判断ミスはなくなり診断率は向上するといわれています。医者の仕事も将来は無くなるかもしれませんね?
現在の科学進歩には、AIの開発は必須でグーグルやヤフー、アマゾンなども巨額な資金を投入してさらなる開発にしのぎを削っています。
AIは様々なデータを蓄積して、経験値を積み成長します。ネットなどへのアクセスも制限をかけなければ自分で行えます。将来、AIがさらに発達したら、SF映画のように人間がAIによって支配される時代が来るかもしれません。映画は、人間生活の近未来をよく表すものであります。恐ろしい映画の世界が、現実にならないよう人間こそがAIを制御して行かなければなりません。しかし、果たして人間がAIの上に立てるのかは疑問があります。ホントに、ボーと生きていては誰かに叱られてしまいます!
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狭心症と心筋梗塞

当院は、この4月で開業して丸2年を経過し3年目に入りました。今までの皆様のご支援に感謝するとともに、今後とも地域医療に尽力を続けて行く所存です。何卒宜しくお願い申し上げます。

さて、今回は前回の続きで狭心症や心筋梗塞など病気に関することを話したいと思います。狭心症や心筋梗塞は虚血性心疾患という心臓病に分類されます。心臓に酸素や栄養を供給する冠状動脈に血液が正常に流れていれば、心臓は問題なく機能し症状も出ません。
しかし、動脈硬化や血管の痙攣などにより、冠状動脈が狭くなり血液が流れにくくなると狭心症を、さらに進んで血管が閉じてしまうと心筋梗塞が発症します。狭心症では、酸素や栄養が一時的に滞る状態なので心臓の筋肉は壊れたりしませんが、心筋梗塞では血流が完全に途絶えるため、閉塞血管以降での心臓の筋肉が壊れて死んでしまいます(心筋壊死)。こうなると心臓のポンプとしての機能が制限され、心不全になったり、不整脈が出たりし最悪の場合は死に至ることもあります。
狭心症や心筋梗塞で典型的な症状が胸痛です。胸痛は圧迫感や締め付けられる痛みなど様々な痛みや程度の場合があり、時には胃のあたりの鈍痛や、背部痛、左腕や顎の方に放散する痛みとして発症することもあります。狭心症では運動時などで胸部の圧迫感などを感じることも多く見られます。
虚血性心疾患は、特有な症状や心電図、採血等で診断できますが、狭心症では症状がない時には、心電図で変化が現れず診断に苦慮する場合もあります。そのような時には、24時間心電図(ホルター心電図)や負荷心電図、心エコー検査などを組み合わせ診断します。疑いが強くなれば冠動脈CTや放射線シンチグラフィー、心臓血管造影検査等を行い診断を確定させます。
胸部違和感等が改善しない場合には専門医の受診をお勧めします。
次回は虚血性心疾患の治療に関してお話ししたいと思います。

2018.04.06
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